ABC判定 |
ピロリ感染 |
ペプシノゲン |
胃の状態 |
胃がん 危険度 |
A |
なし |
陰性 |
胃の病気になる可能性は低い。5年に1回の検査をうけましょう |
低い |
B |
あり |
陰性 |
消化性潰瘍に注意しましょう。少ないですが胃がんになる可能性もあります。 2〜3年に1回の胃部検査をお勧めします。(ピロリ菌の除菌治療をお勧めします。) |
中間 |
C |
あり |
陽性 |
萎縮性胃炎になっており、胃がんなどの胃疾患になりやすい状態です。 |
高い |
D |
なし |
陽性 |
胃がんなどの病気になるリスクがあります。 必ず、胃部検査を受診しましょう。異常がなくても、1年に1回胃部検査をお勧めします(ピロリ菌の除菌治療もお勧めします。) |
高い |
(
日本胃がん予知・診断・治療研究機構ホームページより抜粋 )
なおHP除菌後は検査値によらず胃がん有リスクのE群(eradication群)とする。
●ABC分類と胃がんとの関係
Aタイプ
10年間胃がんが発見されていない
Bタイプ
0.2%の確率で胃がんが発見されている
Cタイプ
2.34%の確率で胃がんが発見されている
ペプシノゲン陽性+ピロリ菌陰性では、年間80人に1人が胃がんを発症
注)この検査の対象外の方
・胃の病気で治療中の方 :食道、胃、十二指腸疾患など
・胃の切除手術をされた方 :ペプシノゲン値が低く、陽性に出る場合があります
・胃酸を押さえる薬を服用中の方 :プロトンポンプ阻害薬を服用中、2カ月以内に服用
していた方は、ペプシノゲン値が高く、陰性に出る場合があります
・腎不全の方
血清クレアチニン値が3mg/dL
以上の人は、ペプシノゲン値が高く、陰性に出る場合
あります
・ヘリコバクター・ピロリ菌除菌治療を受けた方
ピロリ菌を除菌された方は、胃がんリスクが約3分の1程に低下しますが、未感染の方
とは、全く異なりますので、除菌後もバリウムX線検査・胃カメラ検査を必ず受診して
下さい。
・免疫能低下、ステロイド投与、免疫抑制剤投与中の方
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